ジョージアワイン雑学

オレンジワインって何?

最近は、日本でもなにかと話題の「オレンジワイン」。

ワインにオレンジなんてあったの?

と思われるかもしれませんが、簡単に言うとその中間のようなワインがオレンジワインです。
赤ワインは黒ブドウ(皮が紫や黒いブドウ)を皮ごと醸造します。
白ワインは白ブドウ(皮が黄色や緑のブドウ)の皮や種を取り除いて醸造します。

白ブドウを原料に、赤ワインの製法を用いて造られたワインが”オレンジワイン”です。

クヴェヴリ製法のオレンジ(アンバー)ワイン!

ルーツは古来ジョージア、世界最古の伝統製法が、世界の新潮流に!

ジョージアのクヴェヴリ製法で造られるオレンジ(アンバー)ワインは、白ぶどうを使って造るため分類上は白ワイン。

ただし、赤ワインのように果皮、種、果梗を果汁に長時間接触させることで、赤ワイン同様タンニンがあり、果皮等に由来する色がつきます。その色からオレンジワイン(アンバーワインとも)と呼ばれます。
ブドウを丸ごと潰して造るため、ブドウの果皮に含まれるポリフェノールやタンニンなどの成分がワインにほのかな色合いを与え、複雑な香りや味わいを醸し出します。白ワインのように飲みやすく、赤ワインのような厚みや深みを併せ持ち、テクスチャー(全体像)のしっかりとした味わい深いワインとなります。

ジョージアでは8000年前からクヴェヴリという素焼きの土壺に入れて発酵、熟成するオレンジワインが造られていました。この古来より伝わるワイン製法が2013年のユネスコ無形文化遺産として登録されています。
「オレンジワイン」は今、ワイン消費世界一を誇るアメリカのトレンドをリードするニューヨークをはじめ、ソムリエや専門家の間で静かなブームとなっています。このワインのルーツが、ジョージアのクヴェヴリによる伝統的製法のアンバーワインだと言われています。

色だけではなく、その造りの裏にある伝統継承されてきた歴史や、造り手の思いも含めると味わい深いものがあります。

オレンジワインに合う料理素材

果皮を漬け込むことで、タンニンの奥行きがあるので、油脂のボリュームやコク、旨味がある料理がより合います。

春野菜、旬の魚介を使った料理

ホワイトアスパラガス、うど、タラの芽などを使った料理は、春野菜の苦みや良い意味でのえぐみがワインとの共通項。
ワタに独特の風味を持つホタルイカ、ホタテ、あさりや蛤、バイ貝などは旨味要素になる食材。
オレンジワインは香りに色々なニュアンスが混じっている。味わいの底にほのかな苦みがあるなど要素が多彩。
様々な食材の風味を器用に受け止めてくれる。しかも重くない。ペアリングの幅をより自由に広げてくれる救世主です。

白ワインの酸味が苦手な人、赤ワインの渋みが苦手な人こそ試してほしいワインです。

ジョージアのオレンジワイン(アンバーワイン)

赤ワインのようなコクと渋みを持つことにより、白ワインにはない深みを与えています

  • ルカツィテリ クヴェヴリ(ガラスボトル)

辛口。ジョージア固有のぶどう品種ルカツィテリから造られる。ドライマンゴーやカモミールなどの香りを感じ、熟成されたコクのある甘みがあるワイン。

  • ルカツィテリ クヴェヴリ(陶器ボトル)

やや辛口。ジョージア固有のぶどう品種ルカツィテリから造られる。フレッシュなトロピカルフルーツのアロマを感じる味わいは小エビのカクテルやオリーヴオイルベースのパスタ、チーズたっぷりのピザなどにもよく合います。

  • キシクヴェヴリ

やや辛口。ジョージア固有のぶどう品種キシから造られる。青葉のような苦みと、ドライフルーツや蜜のような甘い風味が混じり、しっかりとしたアルコール感とともに余韻が長く広がる白ワイン。

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